WEDGE

書いて頭の中を整理する、自己満足のたのしいブログ。

顔真卿ー王羲之を超えた名筆ー 国立博物館

突然ですが、祖父は書家でもあったらしく雅号を持ってました。

その雅号の名前から一文字とった名前を母につけたと聞いたことがあります。まあ、本当は平仮名表記なんですが。

母は書道学校に通っていたくらい書道が好きです。あと、大正大学の書道の先生のもとで勉強していたと話してました。

そんな母と、今日は顔真卿が日本に来ていると言うことで上野まで。

顔真卿の本物の書「祭姪文稿」はなんと90分待ち。でも、次いつ見られるかわからないので並んでみました。

 

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書が面白いなあと思うのは、その人の字の癖や筆の運び、字から感じる息遣いがその人の生きた証を物語っていて、そう言う小さな所作も見られる毛筆は、私も見ていてたまらなく好きです。

書道学校に通ってた母は興奮してましたが、そんな母のちょっとした字についての解説付きで面白かったし、また一つ教養が増えました。

 

展示会場で、カップルがいたんですが彼氏の方がやたらと書簡に書かれている内容や漢文も読めていて、篆刻の字も読んで解説していてその人の話がめちゃくちゃ面白くて、少しだけさりげなく近くで聞いてました。笑

篆刻とか漢文が読めたら面白いんだろうなあ。

 

展示会は、字の美しさもさることながら中国の書の変遷、歴史、代表する有名な人の字の特徴、そして顔真卿の人柄が読み解ける書(現物)もあって思考が刺激される面白さがありました。

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また筆を持って字を書きたくなりました。

 

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ganshinkei.jp

 

 

興味は移りつつある

Twitterは使って10年ほど経つ。

Facebookは7年ほど。

昨年はTwitterに少し戻りつつあった。大学生の頃は時間もあまりにあって、一日に300Tweetなんてザラではなかった。

今は、殆ど開かなくなった。去年、やっていたが今はそれほど興味もなく、開く時間もない。

タイムラインも追うことがままならないというか面倒くさくなって、今はブログに少し興味がある。追わなくていいからだ。笑

 

毎日している絵本の読み語り記録はほぼインスタに投稿している。

Twitterには昔ほど執着しなくなった。

少し、今年はブログを書いてみようかなと思う。

負債を抱えたまま

学校公開、インフルエンザに罹った担任の補教、新入生入学説明会、面談2件。

怒涛のような一日だった。

面談期間も始まり、授業準備や、日々の雑務もままならず残業。珍しく最後まで残ってしまった。今日は一番に来て最後。

けれど、抱えていて負債もある程度消化し、貯金に変わった。

やることが多いまま年度末に向かう。見通しを持って仕事がしたい。

授業準備なんて手を抜こうと思えば幾らでもできるのだが、この教材を出したらどう反応するかなとか、この教材をどうやって出したら面白いかなとかそういった修行を考える時間が最高に楽しいと思った日だった。授業を考えて授業しているときが一番楽しい。

働くことの是非を問う

新しい年が始まると子どもも大人も心機一転しようという気持ちになる。

私だってそうだ。

今年、考えたいことの1つに働き方がある。

昨年の末に、職場から一週間の在校時間を提出する期間があった。

それを期に、エクセルで自分で出勤時間と退勤時間、それから在校時間と、在校時間から休憩時間を引いた勤務時間、そして残業時間を毎日記録するようになった。

月末には、一ヶ月の残業時間と一日の平均残業時間の算出もしている。

数というのは不思議だけれど、これをやるだけで働き方に対する考え方が整理され、自分の働き方がより明確になる。

という、働き方に対する考え方が1つ。

もう一つは、経験が少ない先生が持続してこ仕事をやり続けられるかということも考えている。

が、これは、また漫画にするつもりなので今は書かない。

少し前まで見えなかった視点が見えるようになってきた。

自分のことは自分でマネジメントする。

今年はそういうことも丁寧にやっていくことで、自分自身が安心して生活が送れるようにしていきたい(生きたい)。

2019年 初仕事。ファシグラと場作り。

【ファシグラ描き始め2019】

あけましておめでとうございます。
本日は、依頼をいただき今年初セミナー、初ファシグラでした。
今年からはまた、自分にできるやり方で発信もファシグラもしていこうと考えてます。

その1回目。
最初に時間をいただいて、ちょっと強引ながらも『10分でわかるファシグラ講座』をぶっ込みました。去年の下半期に始めたファシグラ勉強会をヒントに、グラフィッカーの私だからこそ伝えていかなきゃいけないことがあるなと思いました。そこで、『10分でわかるファシグラ講座』を入れました。レスポンスもなかなか好評で、説明は必要だと感じました。

午前の講座2本の後にそれぞれリフレクションの時間を取り、そこで私がファシリテーションを務めました。今回は計3回リフレクションの時間をいただきましたが、全部違うファシリテーションの方法をしてみました。
また、自分のグラフィックをどうやって活かすかも考えつつ、リフレクションの時間を使わせてもらいました。

今回チャレンジできたことで自分の中で本当に、きれいに書くことを手放すことやファシグラが主役でなくもいい境地が見え、そこに立て気がします。ファシグラを場づくりとリフレクションのツール、そしてお絵かきにならないグラフィックを体験できました。


ファシリテーションしているときは、参加者の表情やどんな言葉が飛び交い、会話が交わされているのかに注目してぐるぐる歩いてました。
また、参加者の方にもファシグラを指差しして使ってもらうことで、話がどう進むのかも見られて嬉しかったです。
また、会場の環境や人数にあったファシリテーションはなにかを実践でき勉強できました。

2019年のスタートにいい体験をたくさん私自身がさせてもらいました。
うまくかけなかった部分もありましたが、声をかけてもらいファシリテーションをやらせていただき、新しい場所に立てました。

 

ありがとうございました。

 

 

知識は武器になる

昨日今日と、感覚統合学会主催の感覚統合入門講座へ行ってきた。

最近、なんとなくこういうことをすればいいことはわかる、けれど、確かな、確立した知識と理論がわからないことが増えてきた。

根幹というか、根拠というか、そういう確かに自分で納得して、相手にも説明できるものが欲しかった。

特に、運動や体の使い方が今一緒に過ごしている子達の課題に大きく影響していると思い、今回の研修に参加した。

 

しかし、この研修100席くらい募集しているにもかかわらず、申込み開始後30分程で満席になるほどの人気っぷりなのだ。何回か、知らぬ間に申し込み終了になってしまい、地方遠征まで考えたが、近場で今回やっと申し込めた。

 

自分が日々実践していることってこういうことにつながっているのか、ということがということが全部じゃないけれど、少し輪郭が見えてきた。

 

二日間頭使って少し飽和状態。

お疲れ様、私。

 

 

言葉を伝えるときに気をつけていること

仕事上、毎日保護者とやり取りしているノートを数冊書いている。

今日も、書いていてふと思ったのだけれど、

たとえば、

「少ししたら気持ちを切り替えて活動に参加できました。」と書こうとしたのだが、「少し」って人によって違う感覚なのだ。

こんな風に書いたら、もしかしたら人によってはそんなに時間がかかっていたのか、と、捉える人もいないとは言えない。

いつも、この微妙な距離と感覚を、自分の感覚で伝えないように気をつけているけれども、何故か今日はいつもより強烈にそういう気持ちになった。

 

距離

時間

回数

 

これらを具体的に、数を使うことでとても伝わりやすくなる。

伝わりやすくなる、というよりも誤解がなくなる。

エピソードを大切に書いているノートだけあって、エピソード語りをどう伝えるかはまだまだ課題。

読んでいる本も正直進んでいないけれど、読書の秋なので根気強く読んでみたい。

 

エピソード記述入門―実践と質的研究のために

エピソード記述入門―実践と質的研究のために

 

 

相手に伝えるときは、曖昧な言葉でなく確実にわかるようにわかりやすく伝える。基本だけれど難しい。

レポートとかを書いても、語彙が少なく乏しくなってしまうから、やっぱり日頃から「書く」って作業は大事だし、質よりまずは量なのだと思う。

 

そう思って少しブログも書いてみた。

いつまで続くのやら、ですが。

 

絵本のチカラ

教育の力はすごい。

と思うことは今日まであまりすごく実感できることがなかったわけですが……
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金曜日、早引きした先生がいたのでその先生が担当している子どもの個別も見ることになりました。
私は、今年度に入って個別の時間のはじめにどの子にも欠かさず毎回絵本を読んでいます。

よって毎日絵本を読んでいます。笑

金曜日の最後の時間の個別二人を見ることになりました。


いつも一緒に勉強している五年生の男の子が、今日たまたま一緒に勉強することになった子に、

「おれの先生、絵本毎回読んでくれるんだ。これが毎回楽しみなんだ。いいでしょ!」

と言っていた。

なんかちょっと嬉しかった。けれど、もうひとりの子が「おれも同じだよ」と、いっていて悔しがっていた。
言わなかったけれど、この先生は私が一学期ずうっと読んでいて、それを取り入れてくれたことを私に話してくれていた。

この金曜日の子、前回のときは、その前の個別がなくなったからそのときに

「今週個別ないから、来週はその分合わせて二冊読んでね!」って言ってきた。

先週、今週この子と関わってわかったことは、絵本好きの子が確実に育っている、教育の力ってすごいんだな。って思った。なんだか今更だけれどもやっとそういうことが少し思えるようになった最近でした。

 

続けるって大変だけれど、続けた人にしかわからない面白さもある。


言葉で語っても、

実感は伝わらないし、

やってみないとわからないことはたくさんある。

面白いなと思う。

 

 

そういえば、読書の秋じゃないですか。

 

気持ちも天気と同じ

という言葉をルールーが言っていた。

とてもいい言葉だと思うし、自分が落ち込んだりうまくいかないときにいつでも思い出している言葉になってている。

周りの流れに乗ろうとするとうまくいかないけれど乗ろうとしてしまうし、うまくいかないこともある。

無理をすると体調にも出る。

自分が無理しないペースを掴めたらいいなと思う祝日の午前中。