小寺卓矢さんの写真展に行く
毎年ながら、2月から3月は特にメンタル的に疲弊している。
そういうときは、人に会わずにじっと過ごす。
会わずに芸術的なものに触れたほうが自分のためだと思っている。
今日は、小寺卓矢さんの写真展に足を運んでみた。そう遠くはない場所での開催だったので、なんとなくの気持ちで行ってみた。
写真展は、小さなカフェに小さな写真が20展ほど展示されていた。
でも、どれも引き込まれるような素敵な写真だった。
そして、御本人がいらしたことがとても驚きだった。笑
来ているお客さんは、みんな小寺さんの知り合いだった。
はじめは、どうしてここで開かれたのかと思っていたが、来る人がみんな知り合いでうちわの会話に耳を傾けていると、この場所が地元だということがわかった。
この場所での開催は3回目だということも教えていただいた。
小寺さんとお話をして心が動いたことは、
「わからないことをわかるように伝えることも大切だけれども、わからないことをわからないまま伝えて、どうしてだろうと考えてもらうことも大切。」とか「わからないことを伝えることのほうがいい」という話はとても強く心が動いた。
また、写真を撮るときは、人が撮らないような自然のものを感じてしまうんですよね。というようなニュアンスのお話をしていたことに、心が動いた。
人が気づかないような、目を向けないようなものにほどどうしても気になるというのは、自分が教室に入ったときに感じるものと似ているのかもしれないと思った。
まさか、御本人にお会いできるとは思いもしなかったけれども、小さなカフェで、地元を大切にしている小寺さんに出会えてよかったなと思った。
お会いして、会話する中でハッとする言葉がいくつもあり、元気を頂いた。
絵本も購入し、サインもいただけた。
帰りは、気になっていたどさん子マルシェに寄って大好きな流氷ビールを購入した。
時間に追われることなく、のんびりと過ごせた日だった。