言葉を伝えるときに気をつけていること
仕事上、毎日保護者とやり取りしているノートを数冊書いている。
今日も、書いていてふと思ったのだけれど、
たとえば、
「少ししたら気持ちを切り替えて活動に参加できました。」と書こうとしたのだが、「少し」って人によって違う感覚なのだ。
こんな風に書いたら、もしかしたら人によってはそんなに時間がかかっていたのか、と、捉える人もいないとは言えない。
いつも、この微妙な距離と感覚を、自分の感覚で伝えないように気をつけているけれども、何故か今日はいつもより強烈にそういう気持ちになった。
距離
時間
回数
これらを具体的に、数を使うことでとても伝わりやすくなる。
伝わりやすくなる、というよりも誤解がなくなる。
エピソードを大切に書いているノートだけあって、エピソード語りをどう伝えるかはまだまだ課題。
読んでいる本も正直進んでいないけれど、読書の秋なので根気強く読んでみたい。
相手に伝えるときは、曖昧な言葉でなく確実にわかるようにわかりやすく伝える。基本だけれど難しい。
レポートとかを書いても、語彙が少なく乏しくなってしまうから、やっぱり日頃から「書く」って作業は大事だし、質よりまずは量なのだと思う。
そう思って少しブログも書いてみた。
いつまで続くのやら、ですが。
絵本のチカラ
教育の力はすごい。
と思うことは今日まであまりすごく実感できることがなかったわけですが……
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金曜日、早引きした先生がいたのでその先生が担当している子どもの個別も見ることになりました。
私は、今年度に入って個別の時間のはじめにどの子にも欠かさず毎回絵本を読んでいます。
よって毎日絵本を読んでいます。笑
金曜日の最後の時間の個別二人を見ることになりました。
いつも一緒に勉強している五年生の男の子が、今日たまたま一緒に勉強することになった子に、
「おれの先生、絵本毎回読んでくれるんだ。これが毎回楽しみなんだ。いいでしょ!」
と言っていた。
なんかちょっと嬉しかった。けれど、もうひとりの子が「おれも同じだよ」と、いっていて悔しがっていた。
言わなかったけれど、この先生は私が一学期ずうっと読んでいて、それを取り入れてくれたことを私に話してくれていた。
この金曜日の子、前回のときは、その前の個別がなくなったからそのときに
「今週個別ないから、来週はその分合わせて二冊読んでね!」って言ってきた。
先週、今週この子と関わってわかったことは、絵本好きの子が確実に育っている、教育の力ってすごいんだな。って思った。なんだか今更だけれどもやっとそういうことが少し思えるようになった最近でした。
続けるって大変だけれど、続けた人にしかわからない面白さもある。
言葉で語っても、
実感は伝わらないし、
やってみないとわからないことはたくさんある。
面白いなと思う。
そういえば、読書の秋じゃないですか。
絵本を買ってきた
ブックオフで絵本を買った。
・きつねのおきゃくさま
・十二支のおはなし
・子うさぎましろのお話
「きつねのおきゃくさま」は三省堂の二年生の国語の教科書に載ってていた。勤務先では三省堂の教科書ではないので、購入した。教えたときはめちゃくちゃだったけれど、好きなお話。
「十二支のおはなし」はちょっとシーズン先取り。来年のはじめに読めたらいい、と思って。
「子うさぎましろのお話」これもちょっと先のシーズン先どり。シーズン的な意味もあるけれど、中身がいい。黒くなって困ってしまう辺のシーンが好きだ。
その後は近所の大型書店にも絵本を見に行った。ほしい絵本があったけれど、絵本の日まで我慢しよう。楽しみが増えた。
絵本、面白いな。
当たり前すぎて見失うこと
大好きな煮干しラーメンのお店に行った。
平日休みを今年最後じゃないかというくらいゆるゆる楽しむ。
行く途中にいくつものアートがある。
この街には当たり前のようにアートがありふれている。
当たり前すぎるのか足を止める人もいない。
それも当たり前なのかな。
この作品、椅子になってるんだけど食べたコンビニのおにぎりのゴミが置かれていた。
アートがあることが当たり前すぎて、価値もわからない人がゴミを置いたんだと思う。
このアーティスト好きだから、残念。
当たり前すぎて見失いがちなものを、ちゃんと拾い上げられるような日々を過ごしたい。
これから始まる二学期も、今日からも。
子どもをみとることについて考えていること。
研修があった。
配布された発達検査と、指導の評価の資料、そして2分程度の授業ビデオを見て、事例検討を話し合う。
でも、事例検討を話し合う時間も10分程度。
話し合った内容の発表を延々と聞く時間30分くらい。
最後に講師の先生の話、30分。
切り取った一場面では決して子どもの事は考えられないし、
そもそも人間の生きる過程は断片的でなくエピソードで続いていると思っている。
切り取った部分だけで見るのは難しい。
切り替えができない場面が、映像で写っていたり、学級ではお客様状態と言っていたけれども、どのレベルで?どんな関わり方をしていて?集団の中や環境がかわるとどんな関わりをしているのか?
と、わからないことが多かった。
研修の構成自体に疑問が多かった。
ずいぶんハイレベルな研修だと思った。
ただ、わかったことは、岡山に行って考えたことで、自分自身が子どもを『個』で見なくなったということ。
『個』というのは関わりのかなで生まれ、作られていくのであって、
その『個』だけを切り取って考えることはできない。
環境や人とが変われば関わり方も、出てくる課題も違う。
そういうことに自分の眼差しが肥えてきたことが感じられた。
どうも今日の研修は、「この子はこうなんです」と言い切ってしまって、周りとの関わりが見えなかったから、あんまり考えたくない時間だったな。
・・・っていうのが本音。
あたし的青森のおすすめ〜津軽編〜
先日、今度青森に行くのでおすすめの飲み屋を教えてほしいと言われました(笑)
せっかくなのでブログに書いてしまおう!ということで、私がおすすめする青森のお店〜津軽編〜です。
りんご箱
▶こんな人におすすめ
どこも混んでいて行くところがない!そんなときにもしかしたら…
▶おすすめポイント
日本酒の飲み比べが豊富。青森の郷土料理あり。
ここ、この夏、行ったばかりです。
友達と飲みに行く約束をしていたのですが、どこを回っても満席御免。
で、もしかしたらと思って行ったら意外と空いてました。
おすすめポイントは、日本酒の飲み比べできるメニューが豊富!
こちらは、実際に頼んだ「男前の見比べ3種」(笑)
飲み比べの種類も辛口から飲みやすい系までいろいろ。
郷土料理も豊富です。
助六
▶こんな人におすすめ
青森の味を楽しみたい。北国の雰囲気を楽しみたい。
▶おすすめポイント
日本酒が豊富
2017年3月に行きました。行った時期が冬だったせいか、店で青森の雰囲気が楽しめました。日本酒がとにかく豊富です。
他に、日本酒以外に食べ物も青森の郷土料理はもちろん、焼き鳥が自慢のお店(だったような気が)で美味しかったです。
※予約をしないと行けないお店です。それくらいいつも混んでます。
弁慶 青森駅前店
▶こんな人におすすめ
青森の郷土料理を手広く楽しみたい。
▶おすすめポイント
値段を気にしない
チェーン店です。以前行ったときは、夜遅く青森に到着してその時間でやっているお店の候補が少なかったのですが、ここのお店がやっていて食べに(いや、飲みに)行きました。
(青森からみて)地方人の自分から言うと、郷土料理のチェーン店のようなお店。郷土料理を手軽に楽しめるお店。
鮨処 あすか 新町店
▶こんな人におすすめ
静かな雰囲気で過ごしたい。
▶おすすめポイント
きれいなお店で、青森の美味しいものが味わえる。
居酒屋に比べたら郷土料理は少ないかもしれません。
ですが、ちょっといい値段はしますがしっかりした青森の美味しいお魚がたっぷり味わえます。回転寿司ですが、奥にお座敷もあります。
前に行ったときに、なまことかも頼めた気が・・・(※なまこは時期ものなので、ないときもあります。)
北の味処 一っ福
▶こんな人におすすめ
静かに地酒と郷土料理をたのしみたい。
▶おすすめポイント
地酒が豊富。一品物の郷土料理もおすすめ。
ちょっと駅から離れていますが、静かな雰囲気で楽しめます。
こちらも、予約をしたほうがいいと思うお店。
以前行ったときは、予約しました。一軒家のようなお店なので、静かな雰囲気でお酒が楽しめました。
居酒屋ふく郎
※番外編
行ったことないけれども、行ってみたい、おすすめ間違いないだろうの店。
いつも行くと満席です。
青森の郷土料理、地酒も盛り沢山。
店の前にねぶたが飾ってある粋なお店。
※たぶん、予約しないと入れない。
丸青食堂
※番外編
朝5時からやっている市場の中にある、ご飯屋さん。
実は、青森に行くと、ここにいかないと帰れないんです(笑)
行ったときは、必ずどこかで朝ごはんを食べに行きます。
東京だと五千円以上するのでは…と、思うような丼物が沢山。
メニューは漁師さんが取ってくるものに関係があるので、いつも同じとは限りません。
が、青森のホタテは、北海道のホタテより小ぶりですが身が小さい分味が濃いので、ホタテのものを食べるのもおすすめです。あとは、マグロも大間が有名なのでこちらもおすすめ。
でもやっぱり、三色丼がおすすめ。
食事処 おさない
▶こんな人におすすめ
駅近で美味しいものが食べたい。
▶おすすめポイント
駅の近くで、青森の名産品のホタテ料理を食べたいならここのお店!
青森に来たなら、絶対食べて返ってほしいのは『貝焼き味噌』!!
津軽の味です!というか、風邪を引いたら貝焼き味噌でしょ。という感じに昔親が作ってくれました。そして、今、何故かうちにも貝焼き味噌の貝があります(笑)
このお店でホタテ料理を頼むと間違いなしの美味しさです。
でも、やっぱり『貝焼き味噌』は食べてほしい(笑)
以上、独断と偏見により好き勝手にまとめた、青森駅近くの美味しい物処でした。
あー、行きたくなっちゃった。笑
人を信じて生きてみようとすることが自己理解になる
今日から3日間、教員免許更新講習だ。
どうしても話を聞きたい特別支援の先生がいたので、飛行機に乗って某大学へ。
私は今、(そう見えないかもしれないけれど)とてつもなく自信がなくて、毎日自分を否定する日々を過ごし、とある小さなことにもイライラしてたらを立たせていた嫌なヤツになっていた。
そんな自分のやってきたことでも、「大丈夫、もっと自分を好きになる自信を持っていいんだよ、それはまず相手を信じることで自分を信じることにつながるよ。」と、言われるようなメッセージを受けた(ちょっと脚色)講座で、今日からまた生きる元気をもらった気がした。
一番心に響いた言葉は、
彼らの人生に必要なことは、他社信頼に支えられた自己理解ではないだろうか。
つまり、他者信頼がないと自己理解もできない。
ふと、自分のことが頭をよぎる。
いつも人を疑ってばかりきた。そもそも、一番難しいことは、信じることだ。
疑うことのほうが、断然楽なのだ。
自分が信じきれない相手と関わることもあった。信じきれなくて仕方がないと、気持ちを押し込めたこともあった。
でも、私の心を動かす言葉は続いた
人を信じて生きてみようとする。
すべてが思うようにはならないけど、それでも信じてみようとする。
他者を信じることは、自分を信じることにつながる。
そう思った。自分のことを信じて、自分に自信をつける近道って、
他者を信じ抜くことなんだと思う。
ずっと、自分を信じきれない苦しい思いを引きずってきたけれど、人を信じぬいて、自分も信じてみようと思える強い言葉だった。
そして、支援の前に「人としてどう向き合えるか。」
それが考えられてこその支援なのだと思う。
特別支援の講習だったけれど、何も特別支援だけの世界の話ではないと思った。
私自身にだって起こっている心の動き。
特別支援だけでなく、人として相手を支援する前に、その人とどう付き合っていけるか。
そういうことを考えることが、人間関係の始まりなのだと思う。
強く強く背中を押してもらった一日だった。
残りの二日も、惜しみなく過ごしたい。
本をたくさん読みたい自分へ5つのコツ
夏休みももうすぐ終わりです。
なんだか生産的に過ごせなかったなと思いつつ、今更になって読書スイッチが入りました。
本を読むとうまく理解できない部分もあって、何度も読んだり、ていねいに読んだりして・・・
なぜか本をしっかり読もうと思うほど、
時間も内容も入ってこなくてあきらめモード。
そんな本を片手に、横の本棚に合った一冊の本!
「これだ!」と、思って先にこっちを読んじゃいました。
齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる! (ちくま文庫)
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/04/07
- メディア: 文庫
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以前買って読んだけど、大して内容が使われていなかったのは、
アウトプットしていなかったから。
なので、これからたくさん本を読もうと思っている私のために、
私がアウトプットして、本を読むスタートラインに恥ずかしながらやっと立とうと思います。
- 本を読むのに時間がかかる
- 二割読書法
- 読んだ内容を忘れないために
- 期間限定、場所限定で読む
- 締切を設定する
- 概念を駆使してコミュニケーションする
- 期間限定、場所限定で読む
- 本を汚して読む
- キーワードを飛び石にして理解する
- 三色ボールペンを使って読む
- 引用ベスト3方式で読む
- 多読する
- まとめ
本を読むのに時間がかかる
本を読むのには、全部を理解しようとして読んでいました。
当たり前ですが、
時間がかかる⇒面倒くさくなる⇒読むのをやめる
この流れのサイクルにいつもはまって読めていませんでした。
読み方を変えるしかない、と思い実践したい方法を見つけたのでいくつか挙げておきます。
続きを読む
なんのために学ぶのか
と、聞かれたら、前は『ネタ探し!』と言っていたが
今は、『自分自身の現在地の確認と振り返り』のため、だろう。
視点が変わってから、参加する学びの場も変わってきた。
今日は免許を取るために国立大学へ単位取得に行く。
学びのあり方はいつまでも教師になりたての頃と同じとはいかない。
けれど、先生になって4年目くらいまでは、学び方を変えたら自分が廃る、枯渇する!と思っていた。
今は、昔の通りにするとなんのために学んでいるのかわからなくなるし空っぽになる。
という以前に、すでに今でも空っぽだ。
瞬間湯沸かし器のように盛り上がるネタだけ集めてもこの仕事は回らない。
今一番考え続けたいことは、自分の立ち位置とあり方。
そのためには、もうセミナーだけ行くのでは足りない。
美術館へ行ったり、好きなことを極めたり、本を読んだり、そういう時間がかかりそうなことをコツコツ続けることで教師という以前に、自分が作られていくのだろう。
この仕事をして5年目くらいまでは見えなかったことがやっと見えてきている。
私はそれだけ時間がかかる。
周りには、そんなに時間をかけなくてもセンスがある人がたくさんいる。
なにも、すごい先生や有名な先生じゃなくても職場にも後輩にもたくさんいる。
キラキラした人たちや元気な人達に触れることは時に大切だ。
でも、そういう人たちを追い続けるよりも、今は身近にいる素敵な人を大切にすることが、自分の未来につながっている気がする。
大好きな写真家の言葉がいつも頭の真ん中にある。
わたしが写真を撮るのは自宅周辺だ。 神秘的なことは馴染み深い場所で起こっていると思っている。世界の裏側まで行くひつようはないんだ。
足元の大切なものに気がつくために - WEDGE
地味でもいい。それが合っているから。