WEDGE

書いて頭の中を整理する、自己満足のたのしいブログ。

なんのために学ぶのか

と、聞かれたら、前は『ネタ探し!』と言っていたが

今は、『自分自身の現在地の確認と振り返り』のため、だろう。

視点が変わってから、参加する学びの場も変わってきた。

今日は免許を取るために国立大学へ単位取得に行く。

学びのあり方はいつまでも教師になりたての頃と同じとはいかない。

けれど、先生になって4年目くらいまでは、学び方を変えたら自分が廃る、枯渇する!と思っていた。

今は、昔の通りにするとなんのために学んでいるのかわからなくなるし空っぽになる。

という以前に、すでに今でも空っぽだ。

瞬間湯沸かし器のように盛り上がるネタだけ集めてもこの仕事は回らない。

今一番考え続けたいことは、自分の立ち位置とあり方。

そのためには、もうセミナーだけ行くのでは足りない。

美術館へ行ったり、好きなことを極めたり、本を読んだり、そういう時間がかかりそうなことをコツコツ続けることで教師という以前に、自分が作られていくのだろう。

 

この仕事をして5年目くらいまでは見えなかったことがやっと見えてきている。

私はそれだけ時間がかかる。

周りには、そんなに時間をかけなくてもセンスがある人がたくさんいる。

なにも、すごい先生や有名な先生じゃなくても職場にも後輩にもたくさんいる。

 

キラキラした人たちや元気な人達に触れることは時に大切だ。

でも、そういう人たちを追い続けるよりも、今は身近にいる素敵な人を大切にすることが、自分の未来につながっている気がする。

 

大好きな写真家の言葉がいつも頭の真ん中にある。

 

わたしが写真を撮るのは自宅周辺だ。 神秘的なことは馴染み深い場所で起こっていると思っている。世界の裏側まで行くひつようはないんだ。

足元の大切なものに気がつくために - WEDGE

 

地味でもいい。それが合っているから。

 

 

 

 

やさしいひと

前にテレビで見た。
アイディアが出るのはお風呂に入っていたり、食器を洗っていたりする、いわゆる熟達されたことをしているときだそうだ。
熟達された何かをしている時、確かにいろんな思考がぐるぐるする。
今日考えていたことは、『やさしいひと』だ。
やさしい人って、たぶん自分が「やさしくしてます」「いいことしてます」って思わないで、それこそ自然にしているのだろうなと思う。
やさしいなと自分が思う人に、「やさしいよね」って言うと、わざとか本当か分からないけれど、「そうなの?」なんて返す。
私は、まだ自然とできないことが多いから、全然まだまだなのだけれど、そういう人たちが近くにいるからなんとなくそんなことをぼんやり考えた日だったのだ。

読み聞かせの会 2018

神戸から多賀一郎先生 をお呼びして、絵本のセミナーを開催した。
東京での絵本のセミナーは、実は私の親友がもともとやっていて、何度かお手伝いをする程度だった。
それを引き継いだような形で、今回開催できたことも嬉しかった。
告知してから、全然集客がなかったのだが、先生方に心のゆとりが出てきたようで、一学期が終わると同時にあっという間に満席になった。ありがたいことだ。

セミナーでは、シーン別や月別の絵本を紹介していただいたり、
なにより、絵本の力の凄さをその場で体験できた。
会場がしんみりしたり、わっと明るくなって笑いが起こったり、
これも全部絵本の力。
そして、その絵本の力を最大に生かせる多賀先生の力。

会には、絵本作家の かさいまり さんもいらしてくださった。
細く繊細な絵を描かれ、温かくなるお話を書かれている方だったが、人柄が作品そのまんまの方だった。

絵本の会は、人数もちょうどよく、生の声で参加者の皆さんの心に届く
素敵に会になった。

 

また、前任校、現任校の職場の人も来てくださって、自分の活動を自分が働いている場所で理解してくれる人達がいることも嬉しく思った。
以前はこっそり、セミナーなどをやっていたが自分の活動はリアルな人に理解されてこそ、と最近は思うようになっているだけに嬉しかった。

 

レコーディングも描かせてもらい、参加者の方が気になった・心に引っかかった部分にシールを貼ってもらった。
すると、参加者の方がどんなことに今日の話で関心があったのかよくわかり、次回に活かせる記録となった。
これもまた良かったと思う。
ひっそりこっそり派手さはないけれど、地道にできるような会がとても良かった。

 

 

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kasaimari.com

連動して書く

ブログの休止宣言はしたのですが、スクラップボックスと連動させてみようと思い、こちらも動かすことにしました。

今は、誰が見ているのかわかりませんが、こちらも、連動させてみます。笑

どちらかと言うとメンタル。

異動して3日経った。

 なんだかめちゃくちゃ疲れてる、体より心のほうが。この地域の小中学校全部が ユネスコスクールになっているのだから、私も見習って持続可能に仕事ができるように始まったばかりなのだから無理はしない。なんて。(笑)

 新しいことをやるというのは、手探り次第でわからない。何をどの程度、伝えたり、提案していいのかをこの三日間様子見した。まだわからないけれど。

 

 この春から生活リズムを変えようと頑張っている。いきなりは出来ないけれど少しずつ、また朝方に直していく。朝活、また始めてみようと思う。

平成30年度スタート

昨日から新年度。あちこちで今年度やりたいこととか、抱負が掲げられているのを見かける。わたしはまだ仕事については、ぼんやりしている。

なぜなら、ほとんど何も準備なく過ごした年度末、異動になり今日から新しい職場だからだ。異動は最大の研修と散々言われてきた。たぶん、肉体的より、精神的なストレスになることも自分のことなので把握済み。

 

それでも、今年度決めていること(自己研鑽について)簡単に書き出してみる。

 

  • 本を一ヶ月3冊読む
  • 研修会に毎月一回行く
  • 個人通信を毎月3回は出す

この3つは頑張ろうと思う。

人から見たら少ないかもしれない。けれども、確実にできる買う字を目標にしないと次のステップにはいけないし、スモールステップでやっていきたい。

他にももっとあるけれどとりあえずこれだけ。

研修会の数が少ない気もする。以前は何も考えず月に入れるだけいれ多い時は5回はざらじゃなかった。けれども、行ったきりでリフレクションがなく行きっぱなしだった。昨年度も研修会の参加はだいぶ精選した。今年度も、研修会に行くこと=リフレクションを行い自分と対話する 事とついになれるようにしたい。

 

あとは、自分の読書時間をマネジメントする。

今年度は、仕事はもちろん、自分の引き出しを無理なく、けれども増やせるようにする。そのためのひとつに、個人通信を書くことだ。書いてアウトプットする。そして、いつも誰かに見てもらう形で書く。今年度も数名の方が読んでくれると申し出てくれた。毎回募集は掛けるつもりだが、相手をイメージして文章を書く、質より量、これを練習していきたい。

 

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幸せについて本気で考え出してみた

この時期はいつもメンタルダウンと気持ちの波の振り幅が激しい。つまり用心しないと自分で自分を追い詰めたり、壊したりすることもある。

日記が書けてないとか、今日は授業でやりすぎたとか、出過ぎた真似をしすぎたとかダメダメダメを自分で並べがちになって来ているここ最近。

 

一番大事にしたいのは睡眠時間だったりする。

自分のことは自分でしか守れないし、自分が一番知っているんだ。

 

今日は出過ぎたことをしてしまったと反省。

ただ、ダメな自分ばかり並べるのも反省。

 

1つでも何かできたり、成功したら自分を褒めてあげる。自分が褒められなければ、他人にも寛容になれない。

 

幸せは人それぞれ。

人と比べないようにしよう。

結婚しているとか、子どもがいるとか、本を出してるとか、有名だからすごいわけでも偉いわけでもない。

世の中の地位や名誉に振り回されないように。

自分を見失わないように生きよう。

明日になってまた気持ちリセット。

 

今週の学び。

 今週は大雪の影響で地元では電車が見合わせてしまって朝仕事に行けない!なんて状態があった。ついたらみんな雪遊びをしていたので混ざる。本当に久しぶりに殻を破って童心に帰るとはこのことだと言わんばかりに楽しすぎた時間だった。アクが抜けた時間だったよ(笑)

 

 今週の学びを授業日記から振り返る。

○アセスメントは、担任がこうじゃないかああじゃないかと色々して悩んだ過程で行うもので、とりあえずみんな校内で一斉にこれみたいに掛けるのは暴力的に感じるんだけどなぁ…

と、言葉が違うかもしれないけれど、特支に40年ほど関わってきたの言葉がずしりとくる。この少しの文章で始めてみた人は理解できないと思う。あえて書くけど、このブログは発信したいのではなく、自己振り返りのために書いているのであって、万人に理解してもらうためでない。なので、伝わらないのも当然だと思う。

まぁ、そういえ前後のエピソードは省くけれど、こういうことを言った尊敬する先生の言葉は忘れちゃいけない。

 

○プロとして言い訳をしない。

とても厳しい言葉だった。逃げ場がないというのは、心の安心感が崩れそうになるけれど、それだけ責任があるのだと突き刺さる言葉だった。毎週この言葉を唱えておきたい。今はそんな気持ちにいる。

 

今週一番考えたことは、

○最初から成功させるか

○失敗から学ばせるか

だった。

今週の授業のひとつは、説明をさせる、うまくいかなくてもイライラしない。ということがポイントだった。衝立の向こうにおかれたパターンブロックの組み合わせを覚えて、相手に伝えるという活動。担当している子が独特の世界観をもち言葉の選択も独特なので、うまく伝わらない。

この活動から考えたのは、成功も何もイメージが持てないのだから、失敗しかないよね、ってこと。成功→失敗なら、比較はできるけれど、配所から失敗しているのでは、比較も何も出来ない。なんか高いところ目指しすぎていた気がする。

スモールステップでいいのだし、最初に成功体験を積ませるってこんなに大事なことだと、子どもから学んだ週だった。

本でも研修会でも、「スモールステップは大事」とはいうけれど、結局私は頭でしかわかっていなかったんだと思う。ひどい話だ。

ただ、今回の学習で決定的にそれがほんの欠片かもしれないけれどもわかったのだ。体験して自分の武器にできた感覚。

 

来週からは、授業の考え方を変えよう。

ただし、時には失敗も大事なのであって全てが成功という話ではないことは注釈しておく。いちばん大事なのは、目の前のこどもの実態が見えていれば、どうしたらいいのかなんて分かるのに、知らない間に沼にハマって周りが見えなくなっていること、なんだろうな。ってこと。

副島先生の話を聴いて。

 自分の現在地を確認するために毎年お会いしておきたい方が何名が自分の中で持てつつある。

 昨日は、地元で副島先生の講演会(しかもなんと無料)があり、いかないわけはないと思っていく。

 副島先生の話を聞いたのは今から3年前ほどだけれども、機会があればどこかで毎年行くようにしている。今年もそれが叶ってうれしかった。

 先生はいつも初めに、遠い話と受け取らず自分のクラスのあの子とか地域とか家族とかを思い浮かべて聴いてほしいとお話されるけれども、それが大事なことなんだとつくづく思う。

 去年もお話を聴いた時に取ったノートを探したけれども結局見つからなかった。ので、感情が新鮮な内に、自分の中に残ったことを書いておく。

 

  • 自分の感情に蓋をしない。
  • 子どもに感情の出し方を見せるお手本は、大人が背中で語ること。
  • どの勘定も認め、出していいこと。
  • どの感情も出していいけれど、大人が正しい出し方を伝えること。
  • 受容はするが許容はしない。

 

また機会があったら足を運んでお話を聞きに行きたい。

副島先生のご紹介をされた方が、発達検査を受けたり通院している子が多く通う病院の方で、あの人なのか…と、見れたのもいい機会だった。

 

今週の学び。

遅ばせながら、やっとマンダラが完成して、今は部屋の机の前に貼ってみた。完成と言っても、全部は埋められなくて、その部分に、自分の弱さがあることを受け止めることにした。

 

さて、マンダラにも書いたのだけど、一週間の学びをブログにアウトプットすることを決めた。そもそも書くことの媒体をブログにしたのは、情報の引き出しも、積み重ねもブログが一番合っていたからだ。私にとってFacebookは記録を残すという媒体ではないと思う。

 

昨日は、ベテランの先生とお茶をして一時間ほど話す時間があった。これがとても充実した時間だった。

わたしが学んだことはざっとこんな部分だと思う。

 

  • 仕事を可視化する
  • グループ編成は学期ごとに変える
  • 個々の得意分野を意識する
  • 授業をとても大事に思っている。(言葉で言うとなんだか薄っぺらいけど、記録に残しておく。というか、言葉にしても深みがない記述になってしまった…)
  • 巡回指導だからこそ出来ること、出来ないことを整理する

 

まず、同じ職業でも働く場が違うと、当たり前だけれども環境も違う、そして授業の作り方、グループの組み方も違うので目が丸くなった。

教育現場はその日の授業や子どもとの関わり、自分のことで割りと精一杯でこんなにもゆっくり話し、受けた話を自分なりに頭のなかで整理したり、解釈したり間をおいて考える時間がない。

そういった中では、降ってきたこの時間は充実していた。と、共に、世代の違う人と話すと、自分の見えないものも見えてくる。

やっぱり、人と話すことは面白いと感じたし、対話に体ごと向かえる自分でいたいと思った。