WEDGE

書いて頭の中を整理する、自己満足のたのしいブログ。

猛烈な行事ほど子どもは素直になる

題名は誤解を招きそうですが。

今週末運動会です。

イレギュラーなことが多く、支援学級の授業は潰れることが増えてきます。

その空き時間を使って校内を回ると、教室に入れない子、教室を飛び出す子、唸って暴れる子たちが行事が近付くにつれて、比例的に増えます。

子どもに目が行きがちですが、大人も疲弊してるんです。

コーディネーターという仕事を請け負っている立場上、教室に不適応な子が増えるこの時期は、相談も増えます。

相談や対応に追われ、自分の仕事までたどり着けない日々が続き、残業が連日です。

私まで結局パンクして、今日はイライラして情緒不安定でした。自分の仕事も整理できず、なんでこんなに自分だけ大変なんだって感覚になります。流石にまずいと思って、それぞれの立場で適した方に話を今日は聴いてもらいました。

少し落ち着いたかな。

 

自分の整理できない思いや思考を聴いてもらうと、知恵ももらえて少しスッキリできました。

潰れそうになったいたけど、明日からまた少し歩いて行けそうです。

 

チームワークの大切さをひしひしと感じました。

考えて歩く

今、月一くらいの割合で自分の授業の振り返りをしている。

アドバイスや気づきの点が的確で、考えることは多くて楽しいし明日から自分が何ができるか考えることにつながるのが面白い。

 

けれども、それは月に一度な非現実なわけで。

結局毎日授業をするのだから、自分で考えて自分で気づきができるようになるのがいいんだと思う。

人の力を借りるのは大事なことだけど、自分で、ひとりで歩いていけるようにしなくちゃとも思う。

 

ひとり研究授業またしようかな。

 

 

 

特別支援コーディネータという仕事

大型連休中に、母の姉…つまり、伯母夫婦と祖母と4人で過ごした日があった。 伯母夫婦もよくお酒を飲む人達なので晩酌をした日があった。その時に、不意に、祖父のことを聞いた。 私の祖父は、青森の無医村で開業していて、日本で初めて病院の送迎バスを始めた医者だった。…と、聞いている。 その祖父は二期、村長も務めた。 それで、ふと思い立って伯母に「おじいちゃんは、自分で村長に立候補したの?周りから推薦されたの?」と、聞いた。 酔っていたからか、そんな質問が浮かんだのかも(笑)

 
そしたら、伯母は「父は、政治もやらないと村医者はできないと自分から立候補したんだよ。」と教えてくれた。
以外だった。
私の知っていた祖父は、村民から慕われている人だったので、周りが推薦していたのかと思ったらそうじゃなかったというと。
政治をしないと村が見えないといった祖父の言葉。
なんだか少しわかる気がする。
 
今年度、私は特別支援コーディネーターの総括をしている。
それは、自分から申し出たわけではなく、校長からお願いされたものだった。
でもやってみて、わかり、学ぶことがたくさんあった。
校内の支援体制の動きや、特別支援学級を使っていない子どもでも、特別支援を必要とする子どもの様子、特別支援学級を利用してはいないけれど支援を必要とする保護者の思い。
特別支援とは、支援学級以外にも学校全体として動いていること。
 
コーディネーターの総活役をすることで、見えてきた校内の支援体制、そして、学級担任の先生をどう支えていくか。
これは、きっと特別支援学級担任の仕事“だけ”ではわからなかったことだと思う。 
私は祖父ほどではないけれど、全体が見える立場に立たないと、自分の仕事の細部が見えてないというのは納得できる話だった。
 
『町医者理論』という言葉を聞いたことがある。
私の祖父は、有名な大学病院からオファーが来てもそちらを断念してでも地に足をつけて最期まで仕事をしてきた医者だった。
 
私も、自分の置かれている場所で、愚直に仕事ができたらいいなと思っている。
 大型連休中に、そんな話が聞けたのは、すごくよかったと思っている。
 

長い連休の過ごし方

連休初日は学校公開だったものの、この長い連休ももう折り返し。

前半は、猛烈にあちこちにでかけました。

この連休の殆どは青森に帰ってます。

青森で過ごすのも既に三日目半くらい。初日は、親友と再会し、太宰治の聖地巡りをしたり、昨日は船で下北に回ったり、青森のまだ知らない場所に感動したり。

下北は昔、今より歴史にハマっていた頃に会津藩が流された地として史跡巡りをしたきりでした。

道路には、ニホンカモシカや野生のニホンザル(おそらく本州で一番北にいるニホンザル)に出会い。野生のイルカを見つけ感動を覚え。

北の地はいま桜が満開で、今年は二度お花見が楽しめたことにも感動を覚えたり。笑

まだまだ、人生初のことを体験できて感動。

 

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猛烈に動き回ったので、今日は抜け殻のようにゴロゴロしていました。

残りの過ごし方は、カフェで静かに読書でもして、少し仕事に取り掛かろうかと思います。

 

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記録の癖をつけよう

去年3年日記を買ってつけ始めたのに、なんだか気まぐれ記録状態になっていた。今年も1月に2日程度書いたくらい。

長年の自分の課題は、記録に残す、である。記録をつける、記録に残すがどうも苦手。

とうして残したいかは、記録を書ける人になりたい。それだけというシンプルなことなのだけれど、これが難しい。

そして、書いていくうちにどうやって書けばいいのかを習得すると思っているのだから、書かないと始まらない。

 

今日は、日記がかけた。すごいよ、自分。(誰も褒めてくれるものでないから自分で褒める)

子どもの授業記録も続けられる程度に無理なく今のところ毎日書いている。

といっても、授業が始まって三日目なので今日まで書けても三日坊主になる危険性をはらんでいる。

 

まずは、毎日続けられるように。

挫折しないでなにか積み上げられるものを、自分でもできるんだっていうものを作り上げたいというのが今の所の本音。

ふきのとう

この前2年生の授業を見に行ったら、国語の「ふきのとう」をやっていた。

懐かしく、自分も受けたことのある教材文だった。

子どもが「この絵って上から見た絵だよね。」って言って鋭いなって思うと同時に、子どもってやっぱり字よりも絵から入るんだなって思った。

 

この学校には、職員室の前にふきのとう(ふき)がたくさん出ている。

もう、「ふき」になってしまっているものもある。

どうしてかわからないけれど、私はそれを見つけて少し前に自分のスマホに写真を撮って収めた。別に2年の担任になるわけでもないのに。笑

ただ、そういう本物がどこにあるかとか、アンテナ高くして、子どもには本物に触れる機会があると、より一層世界観が広がるんじゃないかな…って、行動観察をしに教室に見に行ったときにぼんやり思った。

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春を感じに

休暇を取ったけれど、勤務日と同じ時間に起きて洗濯機を回し、洗濯を干し、朝一番の回で『翔んで埼玉』を見に行った。

最高にくだらなくて面白かった。

会場の人たちの笑いのツボがほぼ同じで、みんなで「フフフッ」ってなることが多かった。

ただただ、終始GACKTがかっこよかったという映画。

イケメンは目の保養だった。

あれだけぶっ飛んだ映画は面白い。

 

帰りに、近くの公園で春を感じに散歩した。

ただ・・・ポケモンGOをしながらということもあってか、気づいたら7キロくらい歩いていた。。。。

なにかに夢中になると(特に単純作業だと余計)のめり込んで過度にやってしまうくせが出ていた。

沢山の花が咲いていて、お目当ての桜もきれいだった。

春を感じられ、またこの季節を迎えられた喜びを感じた。

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昨日、一昨日は新年度が始まり校務分掌の発表や、校務分掌決定会議ばかり続いた。

2校目の2年目ということで、今までで一番仕事が増えた。

責任が重い仕事もいくつか任された。少し先の見えない、責任があることに不安も覚えつつも、今日はいい休息になった。

 

しかも、今日は昇天するくらいうれしいこともあった。

一学期はそのためにがんばれそうだ。

 

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おきゃくさん

今年度、最後の日。

今日は同僚の先生と、うちでプロジェクターで映画鑑賞会をした。

おすすめされた映画を見た。

シリアスだったけれど面白かった。

劇中で、

「本当に大切なものは、増えるんじゃなくて、減っていくんだ。」

っていうセリフが印象に残った。

ホントにそうだよなって同感。

 

削ぎ落とされていく感じ。

大切なものが年々減っていく。

それが人生かな。

 

のんびりしてまったりできた一日だった。

 

綾野剛がかっこよく見えた。

いや、かっこいいんですけど、映画見てさらに気に入った。

 

tsutaya.tsite.jp

 

明日から新年度。

新しい気持ちで進んでいこう。

 

 

卒業式が終わりました

卒業式が終わると、管理職から内示があり一年が終わったと毎年感じます。

卒業式では、恒例の『旅立ちの日に』の合唱があり。

この合唱を聞くたびに、中学でボロ泣きした自分が回想される。

地元の高校へは行かず、進学した高校へは中学から一人だけでした。だれも知らない世界に行くのが怖かったのか、寂しかったのか忘れたけどそんなくすぶる思いがあって、この合唱で泣いた思い出がある。

 

でも、私はこの時期毎年中学の頃から聞くのはこの歌。

 

 https://sp.nicovideo.jp/watch/sm18130470

 

私も初異動しての、精一杯で慌ただしく、大変だった一年が終わった。

自分にお疲れ様。

少しの時間しかないけど、今は少しだけリフレッシュしよう。

 

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